米カリフォルニア州サンノゼ — NetAppは、世界各地のエンタープライズ顧客を対象に、ハイブリッドクラウド戦略の導入状況と運用上の重点分野を調査した結果を明らかにした。
世界中のIT意思決定者とインフラ所有者を対象としたこの調査では、今後も当面、77%が、イノベーションの加速を求める高まるビジネス需要に対応しつつ、運用を最適化し、インフラコストを削減するため、ハイブリッドクラウド環境で事業を運営する計画であることが分かった。
NetAppの「2021 Hybrid Cloud Enterprise Customer Adoption Survey」における主な調査結果:
- ハイブリッドクラウドが未来の姿:回答者の4分の3以上が、自社は今後も当面、ハイブリッドクラウド環境で運用する計画だと回答した。一方、最終的にIT全体をクラウドへ移行すると見込んでいる組織は17%にとどまった。
- ハイブリッドクラウド導入を促す主な運用上の要因:回答者は、インフラの柔軟性と拡張性の向上を目指していると回答した(27%)。ハイブリッドクラウド設計により、ITチームはパブリッククラウドが提供するオンデマンドの新興テクノロジーを利用しながら、オンプレミスで安定稼働するレガシーシステムも引き続き活用できるためだ。ほぼ4分の1(21%)はコストの最適化が必要だと回答し、13%はデータへのアクセス性向上が必要だと回答した。
- データ保護が依然として最優先、他のユースケースも利用が拡大:データ保護(ディザスタリカバリ、バックアップ、アーカイブを含む)は、最も多く選ばれたハイブリッドクラウドのユースケースとなり、29%が、現在すでにデータ保護にハイブリッドクラウドを利用している、または24カ月以内に利用する予定だと回答した。一方、顧客回答者は、想定以上に本番環境のユースケースでもハイブリッドクラウドを活用していることを示した。20%は、ハイブリッド環境での本番運用に向け、同じワークロードを支えるためにオンプレミスとクラウドのリソースを統合していると回答し、17%は24カ月以内にそうする計画だと回答した。
「スピードこそが新たなスケールです。あらゆる場所のITリーダーはデジタルトランスフォーメーションへの取り組みを加速させており、競合に先んじて即座にビジネスインパクトをもたらすには、より高い俊敏性と柔軟性が求められています」と、NetAppでCloud Volumes担当GM兼SVPを務めるRonen Schwartz氏は述べた。