ニューヨーク/パリ — Accentureは、主権クラウドに注力する事業を導入する。
Accentureは先月、世界規模で主権クラウド事業を開始したと発表した。
主権クラウド事業は、信頼性の高いフレームワーク、サービス、制御機能を用いて、組織が「クラウド上の破壊的テクノロジーを活用」できるよう支援することを目的としている。
Accenture Cloud First Sovereign Practiceには、ドイツのクロンベルク、ノルウェーのトロンハイム、パリ、ローマに新設された4つの主権クラウドセンターが含まれる。
Accenture Innovation Hubs内に設置されたこれらのセンターでは、エコシステムパートナーと連携しながら、Accentureの業界、セキュリティ、テクノロジーの専門家が一堂に会する。ビジネスプロセスのデジタル化を加速し、データ連携の機会を明らかにする取り組みを進める。
Accentureによると、主権クラウドとは、クラウド環境におけるデータの保管場所、アクセス、処理を組織が管理できるようにするアプローチだ。このアプローチは、特定の国や業界で新たに生まれている業界標準やコンプライアンス要件に対応するものである。
欧州に新設された主権クラウドセンターでは、顧客が業界の実例を実際に確認し、主権クラウドに関する要件に先手を打って対応・解決するための青写真を策定できる。
顧客は、チェンジマネジメント、セキュリティスキル、ビジネスプロセスの知見を持つAccentureのクラウドファースト専門家から支援を受けられるほか、クラウドエコシステム全体のパートナーと協業する場も利用できる。
Accenture EuropeのCEO、Jean-Marc Ollagnier氏は、「欧州全体の組織と経済は現在、よりレジリエントで持続可能、かつ革新的になるため、クラウド上で未来を再構築している」と述べた。
「より環境に優しいエネルギー源への切り替えを加速すること、サプライチェーンの混乱に対応すること、創薬を迅速化することのいずれが目的であっても、こうした変革はすべてクラウド、データ、人工知能に依存している。そして、信頼できるパートナー間でデータを保管・共有するための主権フレームワークが必要になる」