米カリフォルニア州サンノゼ — データストレージ企業のNetAppは、ベンチャーキャピタルの支援を受けるFylamyntを買収し、CloudOpsポートフォリオを拡大している。
NetAppによると、同社は先月、CloudOps自動化技術を目的にFylamyntを買収した。
Fylamyntの技術は、顧客が「ほぼコードなし、または一切コードを書かずに、あらゆるクラウド」でワークフローを安全に構築、実行、管理、分析できるよう支援する。
取引条件は明らかにされていない。
NetAppは、クラウドサービスとワークフローが増加するにつれ、インテグレーションと自動化の開発・保守はコストがかかり、複雑で時間も要するものとなり、サイト信頼性エンジニアリング(SRE)の人材が必要になると考えている。
Fylamyntは、DevOpsチームとSREがクラウド運用を拡張、最適化、維持できるよう設計されている。
今回の買収は、CloudOpsマルチクラウドインフラ管理サービス群「Spot by NetApp」を成長させるNetAppの投資を基盤としている。
NetAppは過去2年間に、Spot by NetAppを強化するため複数の企業を買収してきた。セキュリティとコンプライアンスを手掛けるCloudHawk、クラウド上のデータ分析および機械学習(ML)ワークロードを手掛けるData Mechanics、そしてクラウドコスト管理を手掛けるCloudCheckrだ。
NetAppでパブリッククラウドサービス担当のEVP兼GMを務めるAnthony Lye氏は、「今回の戦略的買収により、NetApp全体のCloudOpsにおけるリーダーシップが加速し、顧客はより多くのクラウドをより低コストで引き続き利用できるようになる」と述べた。
Fylamyntの共同創業者兼CEOであるPradeep Padala氏は、両社のブランドには「チームがクラウドのスピードでデプロイして運用できるよう支援するという共通のビジョン」があり、「あらゆる企業の自動化を民主化する」ことを目指していると述べた。