米カリフォルニア州サンタクララ — Gigabyteは、Non-Volatile Memory Express(NVme)ソリッドステートドライブ(SSD)と組み合わせた際に、独立ディスクの冗長アレイ(RAID)のボトルネックとなるハードウェアおよびソフトウェアの制約を回避するサーバーをリリースする。
R282シリーズを拡充する製品であるGigabyte R282-Z9Gは、GRAIDのSupremeRAIDソリューションを組み込むことで、RAID向けの高性能NVMe SSDドライブを特に対象としたオールインワンのサーバーソリューションを搭載するよう設計されている。
RAID向けGRAID
フラッシュストレージを利用する企業は増えており、その規模も拡大している。しかし、ソフトウェアRAIDやハードウェアRAIDを利用する場合、コンピューティング性能の制約や大量のCPUリソース消費などの問題がある。
これらの問題を、多数のドライブを用いて解決するため、GRAID SupremeRAIDソリューションは、OS上に仮想NVMeコントローラーをインストールするとともに、高性能を実現するPCIeデバイスを統合する仕組みになっている。
サーバーの特徴
このソリューションにより、HPC、4K/8K動画編集、高頻度取引(HFT)、オンライントランザクション処理(OLTP)、データベース処理などのワークロードで、100GB/sを超えるスループットが可能になる。
R282-Z9GにはGRAIDカードが搭載されており、Kioxia CM6ドライブを最大20台使用した場合にも最適な性能を示している。サーバーは、最大64コア、最大TDP 240 WのデュアルAMD EPYC 7003プロセッサーに対応する。デュアルソケット設計により、8チャネルメモリ構成で1チャネル当たり2枚のDIMMを使用できる、合計32個のDIMMスロットを備える。
前面にGen4 U.2ドライブ20台を搭載してRAIDを構成できるよう、PCIeスロットにはライザーカードが装着され、OCPメザニンスロットも搭載されている。そのため、高速ネットワーキング向けにPCIe 4.0 x16 FHHLスロットを1基利用できる。ケース背面には、さらに2基の2.5インチSATA SSDベイを備える。ケース背面には、USB 3.0ポート、ローカル管理用のVGAポート、1GbE LANポート2基も搭載されている。システムには、冗長構成の1600 W電源が供給される。