マウンテンビュー(カリフォルニア州)—データストレージ企業のPure Storageは、企業としての環境・社会・ガバナンス(ESG)に関する取り組みをまとめた初のレポートを公開した。
Pure Storageの2021年版「ESGレポート」は、「世界のコミュニティーにとってより良い未来に向けて意義ある進展」を遂げるための同社の指標とコミットメントを明らかにすることを目的としていると、同社は先週述べた。
Pure Storageは、持続可能なテクノロジーインフラを構築することが、「地球温暖化と気候変動による最悪の影響を抑制する」ために必要だと考えている。
同社は、顧客が「自社の環境フットプリントを削減」できる製品を設計・構築し、サービスを提供していると説明している。
「ESGレポート」の一環として、Pureはポートフォリオ、特にFlashArray製品について、製品ライフサイクル評価(LCA)を実施した。この評価により、同社の顧客は「競合製品と比べて、データシステムによる直接的な炭素使用量を」最大80%削減できることが分かった。
Pureのオンプレミスストレージ向けサブスクリプションモデルであるEvergreenと、クラウド向けサブスクリプションモデルであるPure as-a-Serviceは、電子廃棄物を最小限に抑え、機器のサービス寿命を延ばし、ストレージの未使用状態を減らすよう設計されている。こうしたプログラムも一因となり、6年前に購入されたPureのフラッシュストレージアレイの97%が現在も稼働している。
「ESGレポート」では、企業運営とPure製品の使用段階を通じて「自社のカーボンフットプリント」を削減するための、Pureの目標も複数示されている。
- FY20からFY30にかけて、従業員1人当たりの市場ベースのスコープ1・2温室効果ガス(GHG)排出量原単位を50%削減
- FY40までに、市場ベースのスコープ1・2排出量をネットゼロにする
- FY20からFY30にかけて、出荷実効ペタバイト当たりのスコープ3排出量に含まれる販売製品の使用に伴う排出量原単位を66%削減
「Pureは、環境の持続可能性に向けた取り組みを通じて世界中のデータセンターの炭素排出量を削減し、今日、重要かつ即時的な影響をもたらしています」と、Pure Storageの会長兼CEO、Charles Giancarlo氏は述べた。
「Pureの製品は、必要とする電力、スペース、冷却を大幅に削減することで、顧客の環境フットプリントにプラスの影響を与えます」
Pure Storageの「ESGレポート」はオンラインで閲覧できる。