データ量が急増しているため、クラウドストレージ市場は拡大を続けており、ストレージ企業はその成長に対応するため、さまざまな職種で採用を行っている。ストレージ企業では、データ技術、クラウドエンジニアリング、ストレージ管理の経験を積める。
なかでも、ストレージシステムやエンジニアリングに関する求人と、企業文化の評価や詳細を含む従業員体験の点で、特に注目されるクラウドストレージプロバイダーが5社ある。
これらの企業では現在、クラウドストレージ関連のさまざまな職種で採用を行っている。
採用を行っているクラウドストレージ企業トップ
1. Microsoft
クラウドコンピューティングプラットフォームAzureを展開するMicrosoftは、世界有数のクラウドストレージプロバイダーの1社であり、2021年第3四半期時点でクラウドインフラ市場シェア2位となっており、Statistaによると。Microsoftにはストレージに注力するチームや製品が幅広く存在する。
Azure Data Lake Storage、Archive Storage、Azure Disk Storage、Azure Blob Storageなどだ。
Microsoftは、クラウド技術分野で世界でも屈指の幅広い求人を抱えている。クラウドソリューションアーキテクトを募集しているほか、クラウド製品管理やAzure Infrastructureのカスタマーサクセスに関連する職種なども募集中だ。Glassdoorには、クラウドコンピューティングやストレージに関連する求人が600件以上掲載されている。募集中の職種の例は次のとおり。
- クラウドソリューションアーキテクト、Azure
- Azureストレージエンジニアリングマネージャー
- テクニカルサポートエンジニア、Azure Backup Recovery Service
- サポートエンジニア、Azure SQL Database(PaaS)
Microsoftは、Glassdoorの従業員レビューで5点満点中4.4の評価を得ている。自閉症スペクトラムの人を対象とした採用プログラムも実施しており、候補者が高い技術力を示す妨げとなり得る社会的な障壁を一部取り除いている。Microsoftはまた、年1回のハッカソンを5回開催している。通常業務から少し離れ、新たな技術や機会を検討するための企画セッションだ。
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2. Nutanix
Nutanixは、ソフトウェア定義ストレージ(SDS)、ハイパーコンバージドインフラ(HCI)、ハイブリッド・マルチクラウドソリューションなどのサービスを提供するクラウドコンピューティング企業だ。
NutanixのWebサイトには、クラウドやストレージに関連する求人が250件以上掲載されている。同社で募集中のクラウド関連職種には、次のようなものがある。
- シニアテクニカルスタッフ、ハイブリッドクラウドサービス
- プリンシパルプロダクトマネージャー、ハイブリッドクラウド(Nutanixクラスター)
- SMTS/スタッフエンジニア、クラウドバックエンド
- ソフトウェアエンジニア — アプリケーション、クラウド、マイクロサービス開発
Nutanixのプロダクト担当バイスプレジデントであるGreg Muscarella氏によると、Nutanixは顧客にとってビッグデータ管理の要件、セキュリティ、データの可視性を重視している。
「ITリーダーは、データセンターやパブリッククラウドをまたいだ、ますます複雑化する環境で、増え続ける大量のデータを管理する必要があるため、データストレージは急速に変化しています」とMuscarella氏は語る。「ランサムウェアが今や
ありふれた問題となっていることから、データに関してはセキュリティも最重要事項です。
「こうした傾向を踏まえ、Nutanixでは、お客様が統一されたデータガバナンスとセキュリティポリシーを容易に策定できるよう支援するとともに、すべてのデータを可視化できるようにしています。これは、ハイブリッド環境やマルチクラウド環境を運用するお客様にとって特に重要です」
Nutanixの従業員は専門的なストレージ経験を持ち寄っており、そのためデータストレージがソリューションに組み込まれているとMuscarella氏は語る。
「ストレージチームは、複数のストレージタイプ(ブロック、ファイル、オブジェクト、データベースなど)にも対応するよう求められています。開発者に成果を届けるために、すべて新しい製品を学ばなければならない状態にすべきではありません。要するに、従業員にはストレージの専門知識を製品に生かしてもらい、お客様がそこから容易に恩恵を受けられるようにしたいのです」
Nutanixは、Glassdoorの従業員レビューで5点満点中4.1の評価を得ている。世界各地に70カ所以上のオフィスを構える。福利厚生には、有給ボランティア休暇や寄付金マッチング、ウェルネス特典、株式報酬、医療・歯科・眼科保険などがある。

Nutanixの世界各地のオフィス(Nutanix.com提供)
3. Google
Google Cloudは世界有数のクラウドプロバイダーの1つであり、2021年第3四半期時点で世界のクラウドインフラサービス市場シェア3位となっており、Statistaによると。同社のストレージサービスは、分析や機械学習(ML)、メディアコンテンツ配信、バックアップとアーカイブなどに利用されている。
Googleの採用サイトには、ストレージ関連の職種が800件以上掲載されている。職種の例は次のとおり。
- ソフトウェアエンジニア、プラットフォームストレージ
- テクニカルプログラムマネージャー、クラウドプラットフォーム、ストレージ

- ソフトウェアエンジニア、ストレージカーネル
- フロントエンドソフトウェアエンジニア、Google Cloud AI
- エンジニアリングディレクター、BigQuery Storage、Google Cloud
- デベロッパーリレーションズデベロッパー、ストレージとデータベース、Google Cloud
Googleは、Glassdoorの従業員レビューで5点満点中4.5の評価を得ている。主な福利厚生には次のようなものがある。
- 身体的・精神的な健康上の懸念に対する職場での配慮
- メンタルヘルスアプリの利用
- 401(k)および地域別の退職金制度
- マンツーマンのファイナンシャルコーチング
- ハイブリッド勤務モデル
- 年間4週間、どこからでも勤務可能
さらに読む:Google Cloud Storageガイド。
4. Dell Technologies
Dell Technologiesは、クラウド向けのストレージソリューションに加えて、ディスクアレイ、ネットワーク接続ストレージ(NAS)、バックアップとリカバリのソリューションも開発している。同社のクラウド製品には、Google Cloud向けのPowerScale、Factionを通じたマルチクラウドデータサービス、EMC Unity Cloud Tieringなどがある。
幅広い職種や多様なストレージシステムに関わる仕事を探している求職者にとって、Dell Technologiesにはストレージネットワーキング、インフラ、エンジニアリング分野の求人が多数ある。
DellのWebサイトには、クラウドストレージ関連の求人が約1,300件掲載されている。
現在募集中のクラウド関連職種の例は次のとおり。
- テクニカルサポートシニアエンジニア、Elastic Cloud Storage
- シニアクラウドソフトウェアアーキテクト
- テクニカルスタッフ、クラウドソリューションアーキテクト
- ソフトウェアエンジニア、クラウドセキュリティ
- データエンジニア、クラウド
Dell Technologiesは、Glassdoorの従業員レビューで5点満点中4.2の評価を得ている。Dellではリモート勤務の求人が多数あり、従業員が勤務形態を選べる。限られたオフィスには、社内ジムや医療施設、デジタルウェルネスプラットフォームも用意されている。
5. IBM
IBMは、クラウドオブジェクトストレージ、クラウドブロックストレージ、クラウドファイルストレージのソリューションを提供する大手クラウドプロバイダーだ。
クラウド業界に進出したい経験豊富な求職者に対し、IBMはさまざまな職種を用意している。初めて仕事を探す人向けには、データサイエンスなど複数分野のエントリーレベル職種に加え、インターンシップの機会も提供している。Glassdoorには、米国でクラウドやストレージに関連する求人が約240件掲載されている。募集中の職種には次のようなものがある。
- ストレージIO統合・立ち上げエンジニア
- クラウドストレージソフトウェア開発者

- クラウドストレージサポートエンジニア
- リサーチスタッフ — ハイブリッドクラウドストレージ
- IBM Cloud Object Storage向けソフトウェアWebエンジニア
IBMは、Glassdoorの従業員レビューで5点満点中4の評価を得ている。
IBMの福利厚生には次のようなものがある。
- 退職金制度
- 障害保険
- 医療貯蓄口座
- 401(k)プラン
- 産休・育休
- 柔軟な有給休暇