カリフォルニア州フリーモント — データストレージ企業のSeagateが、企業市民活動に関する報告書を公開した。
Seagateは2021年度について「Global Citizenship Annual Report」を発表したと、同社が今月明らかにした。
この報告書は、排出削減目標の達成、製品スチュワードシップ、人材の活用、多様性目標、労働基準、公正な取引、そしてサプライチェーンにおける取り組みなど、複数の企業目標に向けたSeagateの進捗を「包括的に」示すことを目的としている。
「Global Citizenship Annual Report」の発表に際し、Seagateは長期的な環境サステナビリティ目標も複数公表した。2030年までにグローバル拠点で使用する電力を100%再生可能エネルギーで賄い、2040年までにカーボンニュートラルを達成すると約束している。
同社は「持続可能なデータ圏」を支援し、環境を保護するための取り組みを拡大している。
Seagateのサステナビリティへのコミットメントは、温室効果ガス(GHG)プロトコルおよび報告基準で定義されるScope 1、2、3の温室効果ガス(GHG)排出量を対象としている。
Seagateの「Global Citizenship Annual Report」の主な内容
環境
- 省エネルギー
- Seagateは2021年度、省エネルギーおよび効率化の取り組みにより、約2万3,000 MWh、二酸化炭素換算で1万4,000 tCO2eの電力を節約し、同年度の節電目標1万 MWhを上回った。
- リサイクル
- DellおよびGoogleとの製品循環利用に関するパートナーシップを継続し、ボイスコイル・マグネット・アセンブリーなどの部品や、希土類元素を使用する素材をリサイクルした。
- 有害廃棄物
- Seagateは2021年度、主にリサイクルによって、EB当たりに発生する有害廃棄物の原単位を17%削減し、廃棄物の84%を埋め立て処分から転換した。
- 水のリサイクル
- 水のリサイクル量は前年比で9%超増加した。
社会
- リーダーシップにおける女性
- Seagateは、女性がリーダーシップにおいて公平に意見を発揮できるよう取り組んでいる。2020年度と比べ、同社の役員職に占める女性の割合は4%、取締役職に占める女性の割合は2.9%増加した。
- LGBTQ+
- Seagateは、Human Rights CampaignからLGBTQ+の平等性に優れた企業の1社に選ばれた。同団体の2021年Corporate Equality Indexで100%の評価を獲得し、3年連続の選出となった。
ガバナンス
- 倫理
- Seagateの各事業機能を、同社の企業コンプライアンス・倫理プログラムの戦略、方針、手続きに整合させるため、Global Compliance and Ethics Council(GCEC)を設立した。
- GCECは、7カ所の製造拠点で倫理リスク評価を実施した結果、2021年度に重大な汚職リスクやコンプライアンス違反のリスクはなかったと判断した。
「Seagateの誠実さという価値観は、気候変動に対して意義のある、測定可能な行動を取るよう私たちを駆り立てます」と、Seagateで事業サステナビリティおよび変革を担当するSVPのJoan Motsinger氏は述べた。
「私たちはコミットメントを公開しており、事業運営、電力源、サプライヤーや顧客との関係のすべてにおいて、これらのマイルストーンの達成に向けて順調に進んでいます」
Seagateでサステナビリティ担当シニアディレクターを務めるBalan Shanmuganathan氏は、Seagateと市場の競合企業は「資材の枯渇、電力や水の過剰使用、廃棄物によって引き起こされる被害に対処しなければならない」と述べた。