Huaweiは1980年代後半、電話交換機の製造を目的にRen Zhengfeiによって創業された。その後、世界最大級の通信機器メーカーへと成長した。
創業以来、同社は電話交換機からネットワーク、さらにコンシューマー向けデバイスの製造へと、テクノロジーのトレンドに合わせて進化を続けてきた。現在はソフトウェアとクラウド技術にも注力し、拡張性の高いデータストレージソリューション、バックアップ、リカバリーを専門としている。
同社は170か国以上で30億人を超える人々をつないでいる。
米中間の最近の貿易戦争により、Huaweiはハードウェアで米国製のOSを使用できなくなった。その対応として、同社は最近独自のオペレーティングシステムを立ち上げ、製造する製品を稼働させた。同通信機器メーカーは990億米ドルの収益を2021年に計上し、全体として30%少ない利益剰余金となった。
キャリアという観点から見たHuaweiの全容を、以下で紹介する。
詳しく見る:データストレージの求人市場トレンド
雇用主としてのHuawei
拠点
Huaweiの本社は中国・広東省の深圳にあり、65か国に73の拠点を展開している。Huaweiの従業員が多い上位3か国は中国、パキスタン、ナイジェリアだが、エジプト、ドイツ、トルコなど、その他の国にも多数の従業員がいる。
同社では、リモート勤務のビッグデータ関連職に加え、リモート勤務のDevOps、人工知能(AI)、エンジニアリング関連職も募集している。オフィス勤務の職種はほぼすべての分野で採用が行われているが、特にトルコとノルウェーで募集が多い。
企業文化
Huaweiはウェブサイトで、完全につながったインテリジェントな世界の実現に向け、すべての人、家庭、組織にデジタル技術を届けることに取り組んでいると説明している。人材に対する高い基準からは、情熱的で革新的、かつ勤勉な人材を求めていることがうかがえる。
元従業員によると、同社の企業文化は支援的だという。社員のスキル、経験、情熱に応じて、柔軟な機会やプロジェクトが提供されるためだ。
一方、Glassdoorに寄せられた元従業員の口コミには、業務量や賃金の伸びに関する問題を指摘するものもある。
社員
Glassdoorで現職・元従業員が投稿した口コミによると、社員はさまざまな国の出身者からなる多様な構成で、ダイバーシティ評価は3.5だった。
Huaweiで人気の職種には、エンジニアリング、IT、営業などがある。従業員の多くはコンピューターサイエンスを専攻し、華中科技大学、西安電子科技大学、中国の電子科技大学などを卒業している。
Huaweiのスピード感のある環境は、中国人でキャリアを伸ばしたい人にとっても、外国人でスキルを学び、磨きたい人にとっても、働きがいのある会社だという見方が大勢を占めているようだ。
詳しく見る:Hitachi Vantara:キャリアレビュー
受賞歴
Huaweiは国家科学技術賞を14年連続で受賞したほか、次のような数々の賞を獲得している。
- LTEネットワークインフラストラクチャにおけるGartner Magic Quadrant Leader認定、Gartner、2012年
- Best LTE Commercial Performance、LTE World Summit、2011年
- Best Contribution to LTE R&D、North America Awards、2011年
- Best LTE Network Elements、LTE World Summit、2011年
- Best Contribution to LTE Standards、LTE North America Awards、2011年
- LTE Network Infrastructure Innovation、Global Telecoms Business Innovation Award、2011年
- Most Innovative Mobile Broadband Deployment、RCR Wireless News、2011年
- Best New Network Infrastructure Solution、4G World、2011年
- Broadband Network and Services Management and Operations、Broadband World Forum、2011年
- CDG Industry Achievement、CDMA Development Group、2011年
- CDG Industry Achievement、CDMA Development Group、2011年
- Corporate Use of Innovation、The Economist、2010年
同社は2020年に約50の賞を受賞した。
口コミ
どの組織であれ、入社を決める前に、元従業員にその会社での経験を尋ねると参考になる。仲間の視点を知ることで、メリットとデメリットを比較できるからだ。以下の評価は、GlassdoorとIndeedで経験を共有したHuaweiの現職・元従業員によるものである。
以下は、Glassdoorに掲載されたHuaweiの評価と口コミの一部だ。
- 総合評価:5つ星中3.7
- ダイバーシティ評価:5つ星中3.5
- 福利厚生:5つ星中3.7
- 友人に勧めたい:65%
- CEOを支持する:85%
- 応募者の57%が採用プロセスを肯定的に評価
Indeedの評価からは、組織の運営についてさらに詳しく知ることができる。
- 総合評価:5つ星中3.6
- 企業文化:5つ星中3.1
- 福利厚生:5つ星中3.6
- 雇用の安定性と昇進機会:2.9つ星
- マネジメント:5つ星中2.9
福利厚生
従業員の口コミによると、福利厚生パッケージは海外の全従業員に提供されるわけではなく、主に上級管理職に与えられている。ただし、福利厚生を受けている社員からは、良い経験をしており、提供された福利厚生に満足しているという声が寄せられている。
Huaweiの福利厚生には、次のようなものがある。
保険:健康保険には、歯科、生命、視力、障害に関する保障が含まれる。社員によると、医療貯蓄口座(HSA)、メンタルヘルスケア、労災保険も提供されているという。
金銭面:退職時の福利厚生には401(k)プランが含まれ、業績に関連する成果に対してボーナスも支給される。
ワークライフバランス:Huaweiで働くその他のメリットには、有給の家族休暇、扶養家族のケア、在宅勤務の選択肢などがある。ジムの会員権、休暇、病気休暇といったその他の特典の多くは企業レベルでは管理されず、現地の法律に従って決められている。
専門的なサポート:Huaweiは、既存社員に対して、充実したOJTに加え、キャリアアップの機会も提供している。
Huaweiのデータストレージ関連求人
現在、Huaweiでは2,500件を超えるポジションが募集されている。同社のキャリアサイトでは、検索対象を学生と経験豊富なプロフェッショナルに分けている。Huaweiは、将来の目標に沿った人材を育成できることから、ネットワーク、IT、ビッグデータ、通信の分野が未経験の学生を積極的に採用している。
一部の管理職および上級職では、関連分野における能力を示すさまざまな学位や資格が求められる。
Huaweiで募集されているデータストレージ関連の主な職種は次のとおりだ。
- ソリューションアーキテクト、ハイブリッド勤務、フィリピン・マニラ首都圏タギッグ
- R&D向けソフトウェアエンジニア(分散データベース)、オンサイト勤務、カナダ・マーカム
- クラウドデータベースエンジニア、オンサイト勤務、アラブ首長国連邦・アブダビ
- ビッグデータエンジニア、オンサイト勤務、ヘルシンキ都市圏
- データ通信ソフトウェアエンジニア、オンサイト勤務、カナダ・オタワ
- リサーチエンジニア――地理空間データのコンフレーション、ドイツ・バイエルン州ミュンヘン
- シニアソフトウェアエンジニア(Object Storage Service)、オンサイト勤務、カナダ・バーナビー
- データセンター施設プロジェクトマネージャー、オンサイト勤務、タイ・バンコク都バンコク
- データストレージプロダクトマネージャー、オンサイト勤務、タイ・バンコク都バンコク
- シニアビッグデータエンジニア、リモート勤務、トルコ・イスタンブール